上甑島の一番高い山は遠目木山(とおめきやま)で、423m。登山道もあり比較的歩きやすい山です。登山口は遠目木山登山口と牟礼岳登山口の2つがあります。里港から遠目木山登山口までは徒歩50分ほど、入り口から遠目木山山頂まではゆっくりあるいて1時間ほどで到着します。木々に囲まれた道を歩くと山頂付近は視界が開け日本3大トンボロ(陸繋砂州)の里集落トンボロ、天然記念物に指定されている長目の浜、下甑島の山並みも見ることができます。
遠目木山山頂からお隣の牟礼岳まで尾根伝いに歩くことも可能です。牟礼岳山頂の手前に権現堂があり、甑島の東側が開けており海岸線と遠く九州本土を望むことができます。
遠目木山は「しま山100選」にも選ばれています。低山をゆっくり、のんびり登りながら自然と触れ合いたい方におすすめな登山コースです。